尊敬できる部分
子ども時代 働かない父と姉と私の3人を食べさせるために働き続けた母。
山形からお嫁にきて翌年には姉を生み 2年後私を生み
子どものしつけには手はまわらなかったが食べさせ高校を卒業させた。
働いて帰ってきた後に義母の家によりオムツを替え家で家事をする。
エライなと尊敬していた。
気があう 家族でよかった。60年ずっと一緒。
After 母の定年
60歳で定年退職と年金支給。その後短時間のパートをしたが
64歳で大きな病気をしてから働いていない。病気が治ってからは家の事をしている。
最近 物忘れが増えた。声をだす発声練習などもしているからババくさい。
耳も遠い。指も痛くなったり 足がずっと痛いから歩くのがつらそう。
私を頼る場面がふえた。動作がゆっくりになった。
本人も年をとったと不安そう。でかけてもどれなくなったらどうしようなどと
言っている。
自分の20年後をみているようで 少し 胸がチクッとくる。
自助努力
先日私がいないとき「ひさしぶりにOさんに電話してみた」という。
Oさんは母が40代後半まで勤めていた会社の同年代の仲良しさん。
高齢者一人暮らし。電話でお互いの近況と他の同僚たちの事が話題になる。
私が母をエライと思う点は コミュニケーションをとること。
あちらからかかることはないのだけど(嫌がられているわけではない Oさんは
人に電話をかけない) 母は人に関する記憶力もよく 他の人の家族構成も忘れない。
高齢なので仲良しでも亡くなった友達もいるが 妹弟 亡兄の跡継ぎ いとこ
などと連絡をとり おしゃべりに花を咲かせ、その家族の状況も記憶しているのだ。
朝ラジオ体操に行き 知り合った仲良しと歩き たまにモーニングを食べにいく。
デイサービスに週2回行っている時は 知り合った人と おしゃべりしてくる。
(地域のうわさ話にうるさい 放送局といわれる でしゃばりではありません)
あちらから連絡がなくてもこちらから働きかける所が
コミュニケーション能力。
自然に脳を使ってる 気力を保つ 見習わなければいけない。
先日私はパートの100均で店員を使って当たり前 付きっ切りで案内しないと
いけないお婆さんがいた。できない事は手伝うけれどべったり甘えられるのは嫌。
ああいう困った婆さんでなくてよかった。ああいうのが家にいたら
逃げ出したくなるよなと 比較してしまった。
オカン 大切にしよう。

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