メッキがはげる
年をとるとメッキがはげると言ったのは小説家田辺聖子先生。
若い頃田辺聖子作品を愛読した 深い言葉は色々あるのだが
うまくごまかしていた事やとりつくろってなんとかしていた部分が
力が衰えるとできなくなり 地金がみえてくるというのだ。
年をとると丸くなるとか枯淡などとかいうが
メッキが剥げて厚かましくなるとか身もふたも無くなる人が多い。
年寄りをみる機会が増え私にもこの言葉わかってきた。
田辺先生の作品は本当に深い。
私の名前を頭に叩き込めよ。
自己主張も極まる。
今いる店に10年ほどまえにいたときにいた。高齢男性客。
うるさくて有名
あるとき又無茶をいった。「あの、お客様・・」といったらさえぎられて
「〇〇様!」と自己の名前を呼べという。
はー 悪名高いあなたの名前は知ってます。呼びかけとしていったまで。
しかも 自分の名前に 様つけて言った。 あー うるさい。
で、最近はもう 来てないという ほっ
2年前にいた店の高齢女性客。 日々街路樹付近を清掃する(勝手に)
あたりは高級住宅街 道行く人がご苦労様ですとか善意で声掛けをしたら
怒鳴る。しかも 口悪い、 うるさいーほっとけー関係ないやろーとか
罵詈雑言。 付近を慈善で掃除する小さい老女は 毒を吐く。
店でも毒を吐く。私も2回怒鳴られた。(店で勝手な事をするから)
その時名前を知らなかったから お客様といったら
「〇〇(名前)と呼べー」と絶叫。よくあんな大きな声がでる。
ダメ老人は名前を主張。我が強い。
老人のおしゃべり
うちの母。84歳。朝 近所でラジオ体操をするのが日課
行ったらいつも歩いているメンバーやよくみる人としゃべるらしい。
20年前はウォーキングだったが足が痛いから距離を短縮。
いつも歩く仲間と朝 モーニングいってくるーと
朝食をたまに食べてくる。
この頃新しく知り合った人と気があい仲良くなったらしい。
気があう人と出会えたのはうれしいね。
母は人を良く見ている。そして名前と顔を記憶するのが得意。
(姉も) こういう人はボケない。
わたしは苦手きっとボケる。
母が我が街に嫁にきて 何回かした引っ越しも最寄駅からでない。
知り合いが多い。又 3ヶ所で働いてきた職場の知り合い。
町内会や近所の知り合い。
買い物にでて知り合いが多いと
おしゃべりが楽しめる。これは脳が活性化するよね。
記憶も蘇るし。学歴は低くてもコミュニケーション能力ある人は
ボケにくいらしいという記事が読んだことがある。偉い偉い。(^^)/
年寄りって 誰にでも話しかけるのをみかけるが
(ベンチで横に座っただけでも)寂しいから?と思ってたけど
ボケ防止とおもってやってるのかもしれない。
近所にある小さいお好み焼き屋さん風食堂。
メニューの下に 高令の為 常連さんだけの営業 と書いている。
張り合いの為にやってるの、いいね。
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