驚きの診断①
かなり前 一緒に働いていた若い女性が結婚した。
結婚後すぐ旦那さんが病気になった。
顎の下あたりが痛い 歯が痛いと思ってた 頭痛もあったらしい。
病院にいったら 進行した腫瘍があった。大きな手術でとる。
かなり広範囲で 取りきれたとしても顔がかわってしまうかも
しばらく彼女も会社を休み付き添うから我々にも病状の説明をしてくれたのだが
結婚したばかりなのでつらい。二人ともまだ若いカップルだし。
私はその頃付き合っていた人にその話をした。
彼もそういえば最近耳の下にしこりがある。 大きくなってきたと感じる。
放置しないで診察を受けた方が良いと勧める。
先のカップルの男性の例もあるし。
その次会った時診察を受けたよ(よいこだ)という。
結果はしこりは良性。取り除くことになったが 検査の時に違う病気がみつかる。
慢性白血病。そんな恐ろしい病気、慢性って何?
徐々に白血球が増えていく。限界まできたら入院する。治療法がない(当時)
「君のアドバイスに従って診察うけてよかったよ。おかげで病気がみつかった。」
明るい人だ。深刻な病気だがその後症状がでて入院するまでは
10年位楽しく遊んでくれた。
驚きの診断② 家に帰った時の違和感。
母が64歳の時 悪性リンパ腫に罹った。
抗がん治療が必要。一回目の入院でリンパ腫を破壊。リスクのある治療。
何クールか続く治療と入院。1回目の入院を終えて 家に帰ってきた。
髪の毛が抜ける。バンダナを巻いているが、とった瞬間にガザっと抜ける。
抗がん剤の副作用なので投与後しばらく髪は抜けるのだ。
綺麗好きなので髪が落ちているのは嫌そうだった。
(全ての治療が終わったら又生えてくる)
ある日通院に母一人ででかけた日。私が仕事から帰った時。
顔をみたら????一瞬何が起きたかわからなかった。
エイリアン?がいる。
髪がない。尼さん状態。
髪が抜けるのが嫌なので病院内の理容室で剃ってきたそうだ。
事前に鬘をその理容院で誂えていたが。まさか自分から剃ってくるとは
しかも予告なく剃り 突然みせて驚かせて こちらの反応をみるとは!
「これで髪が抜けて落ちることはない」
と涼しい顔で言っていた。 髪は女の命じゃないのね。
さばけていてびっくりしたわ。
強者だな
病気になったら 受け入れる 自分にできる事は治療をうけること。
次にできる事は?くよくよする事ではなかったらしい。
2人とも前向きで好き。

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