昭和バイト いまならダメだろ。

諸々

無茶じゃないか?

高校の時バイトをするって 無知から未知へ。経験することにワクワクした。
Tちゃんとバイト探ししてた時見つけたのが 映画の券を配る。
夏休みアニメ祭りみたいな子ども向けの割引券を小学校の校門前で配る。
その配布する会社は隣駅にあるのだがそこから車で違う市の小学校へ向かう。
道々 2組に分かれ Tちゃんと離れ離れ そしてある小学校の前で券を持たされ
おろされる 数時間後に来るから 配っておいてとのこと 小学校には入れない。
無知な高校生なので 質問もせず ただうなずく。
自分の鞄をもたずに車に乗ったので何ももっていない。
トイレに行きたくなったらどうしたらいいの?土地勘もない所 コンビニのある時代ではない。
当たり前のようにやはりトイレにはいきたくなる。ついに我慢できず 近くの民家に借りる。
それ以降トイレに行きたくなる前に 迎えに来たが
大体下校時間に券を配るので 帰りはTちゃんたちと合流もあり
とっぷりと日が暮れた。日給でお金はもらえたとは思う。
が、 割にあわない。 Tちゃんと二度と行くまいと意見が一致したのは言うまでもない。

個人情報を守るなんて概念のない時代

高校は奨学金で通った。うちは父が働いていなかった。母の収入で生計をたてていた。
姉も奨学金もらったが 返済義務があった。姉高3私高1になる年。
2名の高校生を抱えるうちは大変?と思われたか 私は返済不要であった。
バイトは高校の許可が必要だった。(これは全員じゃない?)
市からアルバイトの紹介があった。奨学生向けに
内容は今年小学生にあがる子に就学のお知らせをおくるため
来年1年生になる生まれの子を 住民台帳からピックアップするといくもの。
パソコンのない時代。住民票は紙の台帳なのだ。
台帳には個人情報満載。 住所毎に分かれた台帳から 対象者をピックアップ。
見逃したらいけないので 同じ台帳を違う人がもう一度チェック。
個人情報まるみえ。 休日の役所のデスクでする のんびりした作業。
奨学金をもらっていた友達がたまたまいたので いっしょだし。
他の友達を連れて来てもらっても良いと言われたので2名に声かけた。
高校生にこんなんさせる。 昭和のあの頃でないと ありえない。
お昼ごはんは市役所のデスクでお弁当を食べる 楽しいバイトであった。

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