昭和の価値観?
18歳で就職した。同期大勢で出かけるから当たり前に割り勘。
偶然 同期の彼女のいる男の子と数名でお好み焼きに行った。彼はお好み焼き屋で
バイトしていたとお好み焼きを焼いてくれて(豚肉は焼いてから一度だす。生地に乗せて
上から軽く又生地をのせると焼けてカチカチを防げると教えてくれた)
金もだすという。いや、割り勘でいいやんというと俺は彼女以外の女から金をださせないという。
かわった価値観やね。彼女おごればいいやん。といいつつご馳走になる。
一年後異動した調理部ではほとんどが98%男性。忘年会 送別会でお金を出すことがない。
お世話になった副調理長。我々事務員女子2名を他の人たちと一緒に連れていってくださった。
ミナミやこの方が以前働いていたホテルのメンバーとのバーベキューなど、全部だしてくださった。
男は甲斐性。そんな時代にふさわしいかた。
他の男性達も個人的に連れて行ってくれるのは大体年上。お付き合いまではいかないが
一緒に食事にいくとだしてくれた。一度有名ホテルのフレンチで2万円のフルコースを
奢ってもらったことがある。高級食材満載。(この人も料理人なので知り合いがいて
ちょっとオマケしてもらってるとのことなのでもっと高いコースかも)
しかし、さすがに量も多くて 帰りかなり苦しかった。もったいない。
そんな中にいたので 遊びで皆に内緒で付き合っていた年上男性に
「たまには〇〇(私)もだしてよ」と言われた時は えっ?男がだすのが当たり前じゃないん?
とびっくりした。 こっちも付き合ってやってるくらいのつもりだったから。
いい勉強になりました。
その人以降 付き合ってる人と食事にいくと何回かに一回は私にださせてと
自分が払う事を覚えました。(っていってもその後2人しかいませんけどね)
すると言われるのです。「奢られるのが当たり前と思っている女の人が多いけど
〇〇は偉いね」と褒められるのであの時 勉強したことは少し役にたちました。
分別も少しはつきました。
その人とお話がしたいから飲食をする。 お金だしても惜しくはない。今ならわかる。
あの頃はまだ子どもで延長世間知らずだし若いからチヤホヤされたし。
しかし 今の時代 副調理長のような豪快な人っているんだろうか
皆を飲みに連れて行って 常連のお店が何件かあって、話のうまい人。
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