自立してるけど家のないのがホームレス
乞食という言葉があった。差別用語で見かけることも無くなった。
路上に茣蓙をひいて 空き缶を前において座っている。定番のスタイル。
生活保護が充実しているのでやる必要が無くなったか。
自力で稼げない人は社会が助ける。
家のないのがホームレス。若いホームレスはネットカフェなどで暮らしているらしい。
40年前大阪駅には 毛布をかぶったホームレスが住んでいた。
淀川の河川敷に小屋?があった。
30年前 阪神淡路大震災が起きた。屋根瓦が落ちたうちの
応急処置にブルーシート使用 ブルーシートが出回ったきっかけだとおもう。
ホームレス達も自分の住まいにブルーシートを使った。
その頃 船で川くだりをすると両脇にブルーシートが並んでいた。
大阪で川下りしても風光明媚とは程遠い。
東京オリンピック 大阪も万博って騒ぎだすとホームレス達は地下から一掃された。
どこに行ったんだろう?シェルターかな。
怖い存在
子どもの頃 駅前に白い装束をきた 傷痍軍人がいた。
片足だったと思う 戦争で失ったのか。綺麗な装束 お金も集めてたような。
怖かった 戦後20年は過ぎていた。お爺さんだった。
手足がないというのはその頃自分にとって 理由のわからない存在。
遠くの神社 お寺に行ったときは乞食がいた。怖い。
追いかけてくる想像をしてしまった。想像を超える存在は
幽霊と同列だった。親にしがみついてやり過ごした。
ゴミをあさるな。
20歳代後半 働いていた自然食スーパーの前にある家の
ガレージの前は軒になり 雨風を防げた。ホームレスが夜になるときた。
我々は ゴミ収集がくるから 店前にゴミを置いておく。
そこにホームレスが来た。ほっといてもいいけど いつも触られるのは嫌だ。
「触らないで」と抗議したことがある。中をさわったあときちんともどさないし。
ああいう人相手によくやるよ。とOさん(遅刻女王)にあきれられた事がある
その後ゴミ処理は社会問題としてクローズアップ。
大型ゴミは有料に、自治体ゴミ袋も有料になり ゴミの減量が叫ばれる。
ホームレス達は人の捨てたものを使ったり食べたり ゴミ減量に貢献する
エコ人間ではないか?ホームレスへのインタビューを集めた本を読む。
きっかけは人それぞれではあるけど。皆がろくでなしではない。
ある日何かのきっかけでそこに転落する事もあるので
ぞんざいに扱ってはいけない。
(浦島太郎の亀のように)いじめてはいけないのだ。(バカボンパパ風)
自立せず税金で暮らすのが生活保護
ホームレスにならなくても良い時代。おかみのお世話になるという選択肢もある。
しかし 気楽にもらうのはしてほしくない。そもそも税金なんだから。だから皆も心する。
やはり お金は大切だ。無くなると自由を失うことになるから。
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